定数とは?
ていすう
定数とは、数式やプログラムの中で値が変わらない固定された数や量のことで、変数と対をなす概念です。
定数は、計算や処理の中で常に同じ値を保つ量です。変数が状況に応じて値が変化するのに対し、定数は一度決まったら変わりません。数学・物理学・プログラミングのいずれにおいても基本的な概念です。
定数の代表例を分野ごとに見ると次のようになります。
- 数学的定数:円周率π(約3.14159...)、自然対数の底e(約2.71828...)など、自然界の数学的性質から決まる値
- 物理定数:光速(約30万km/秒)、プランク定数、重力加速度など、自然法則を記述するうえで固定された値
- 数式中の定数:一次関数 y=2x+3 の「3」(切片)のように、特定の式に固定された数値
- プログラミングの定数:消費税率や最大ユーザー数など、プログラム中で繰り返し使う固定値を定数として定義し管理する
数学の文字式では、変数はアルファベット後半(x, y, z)、定数はアルファベット前半(a, b, c)で表すことが多い慣習があります。
プログラミングでは定数を適切に使うことで、値の変更が必要なときに一か所だけ修正すればよくなり、コードの保守性が高まります。また、意図しない値の書き換えを防ぐ安全策としても機能します。定数は変化しないからこそ、計算や論理の「確かな土台」として機能する重要な概念です。
使い方・例文
プログラムで消費税率を計算するとき、「0.1」という値を毎回直接書くかわりに「TAX_RATE=0.1」と定数に名前をつけておけば、税率が変わったときに一か所を修正するだけで済みます。
この用語をシェア
最終更新: