クエンザとは?
くえんざ
クエンザとは、アフリカ南部のンデベレ族などに伝わる伝統的な弦楽器で、指ではじいて演奏するサムピアノの一種です。
クエンザ(Guqin、あるいはアフリカ各地でゴラ・ムビラとも)は、アフリカ南部に広く分布するラメラフォン(舌状の金属や竹の板を振動させる楽器群)の一形態です。特にジンバブウェやザンビアなどの文化圏でムビラ系の楽器として知られており、地域や民族によって名称や形状が異なります。
一般的な構造は木製の共鳴板に複数の金属製または竹製の舌(ラメラ)を並べたもので、両親指や指先でラメラをはじいて演奏します。音域は楽器のサイズや舌の数によって異なり、10〜20本程度のラメラを持つものが多いです。内部に乾燥したビーズや貝殻を入れてざらついた倍音(ブザー音)を付加する工夫も特徴的です。
儀礼・祈祷・娯楽など多様な場面で演奏され、先祖の霊との交信を促す神聖な楽器とみなされる地域もあります。20世紀以降は西洋の音楽家や民族音楽研究者の注目を集め、ワールドミュージックの文脈で「カリンバ」「サムピアノ」として国際的に普及しました。シンプルな構造ながら豊かな音色と多声的な演奏が可能なため、現代でも電子音楽やポップスへの融合が進んでいます。
使い方・例文
アフリカの伝統音楽や民族楽器の解説で登場するほか、カリンバとして市販される小型版は日本でも手軽な民族楽器として親しまれています。
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