キモンとは?
きもん
キモンは、古代ギリシャ・アテナイの将軍・政治家で、ペルシャ戦争後のギリシャ世界においてアテナイの覇権拡大に大きく貢献した人物です。
キモン(Kimon、紀元前510年頃〜前450年頃)は、古代ギリシャのアテナイにおける有力な軍人・政治家です。マラトンの戦いで活躍したミルティアデスの息子として生まれ、ペルシャ戦争後のアテナイ帝国の形成期に重要な役割を果たしました。
キモンの主要な業績と特徴は次の通りです。
- デロス同盟の強化:ペルシャに対抗するために結成されたデロス同盟においてアテナイの主導権を確固たるものとし、同盟国への影響力を拡大した。
- エウリュメドン川の戦い(紀元前469年頃)での大勝:陸海両面でペルシャ軍を破る二重の勝利を収め、アテナイの軍事的威信を高めた。
- スパルタへの親和的姿勢:スパルタを友好国と見なしてギリシャ内部の協調を重視したが、この姿勢はテミストクレス派との対立を招いた。
- 陶片追放による追放と帰還:政争の末に陶片追放の憂き目に遭ったが、後にアテナイへ帰還し再び活躍した。
キモンはペリクレスと並ぶ時代のアテナイを代表する政治家の一人であり、その功績と失脚の経緯は、民主政アテナイにおける権力政治の複雑さを示す格好の事例として研究されています。
使い方・例文
古代ギリシャ史の授業でペルシャ戦争後のアテナイ帝国の形成について学ぶ際、キモンのデロス同盟における活躍や対スパルタ政策が取り上げられます。
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