ガルーダとは?
がるーだ
ガルーダとは、ヒンドゥー教・仏教に登場する神聖な鳥の神(鳥神)で、ヴィシュヌ神の乗り物として知られ、インドネシアなど東南アジアでも国章に採用される重要な神話的存在です。
ガルーダ(Garuda)は、ヒンドゥー教・仏教の神話に登場する巨大な神聖な鳥、または半人半鳥の神格です。インド神話では「ガルダ」とも呼ばれ、ヴェーダやプラーナ文献に登場する古い神格の一つです。
ヒンドゥー教においてガルーダは、宇宙の維持神ヴィシュヌの乗り物(ヴァーハナ)として知られています。鷲または鷹に似た巨大な翼を持ち、人間の胴体と鳥の翼・くちばし・爪を兼ね備えた姿で描かれることが多いです。ナーガ(蛇神)との対立関係が神話の重要なモチーフの一つで、蛇を食べる天敵として位置づけられています。
ガルーダが持つ象徴的な意味は以下の通りです。
- 太陽・光・速さ・天空の象徴
- 邪悪(蛇=ナーガ)を克服する善の力の象徴
- ヴィシュヌ信仰における忠誠・奉仕の理想像
仏教圏にもガルーダは取り込まれ、「金翅鳥(こんじちょう)」として護法の神的存在となりました。日本では天部の一尊として彫刻・絵画に描かれます。
現代ではインドネシアの国章にガルーダが採用されており、タイの王室紋章にも使われるなど、東南アジア諸国の国家的シンボルとして広く知られています。インドネシアの国営航空「ガルーダ・インドネシア」もその名を冠しています。
使い方・例文
インドネシアのパスポートや紙幣にガルーダの姿が描かれており、この鳥神が国家の誇りと結びついていることが一目でわかります。
この用語をシェア
最終更新: