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ガッタパーチャとは?

がったぱーちゃ

ガッタパーチャとは、歯科の根管治療において根管内を封鎖するために使われる天然ゴム由来の充填材料です。

ガッタパーチャ(Gutta-percha)とは、東南アジアに自生するパラサポタ(Palaquium)属などの木から採取される天然樹脂状ポリマーを原料とした素材で、歯科の根管治療における充填材として世界中で標準的に使用されています。

ガッタパーチャは化学的にはトランス型ポリイソプレンという高分子化合物で、天然ゴム(シス型ポリイソプレン)と構造が似ていますが性質は異なります。常温では硬くて加工しやすく、加熱すると軟化して根管の複雑な形状に適合するという特性が根管充填への応用に適しています。

歯科用ガッタパーチャポイントは、ガッタパーチャに酸化亜鉛・硫酸バリウム・染料などを混ぜた細長い円錐形の製品です。使用上の主な特徴は以下のとおりです。

  • 生体親和性が高く、根尖周囲組織への刺激が少ない
  • 寸法安定性があり、経年変化で収縮・膨張しにくい
  • X線造影性があり、充填状態を画像で確認できる
  • 必要に応じてクロロホルムなどの溶剤で溶解・除去できる

近年は加熱軟化したガッタパーチャを注射器状の器具で根管内に注入する「加熱注入法」や、ガッタパーチャをコアにした「キャリアベース充填法」など、より緻密な充填を実現する技術も普及しています。

使い方・例文

根管治療の最終段階で、細い根管内にガッタパーチャポイントを挿入し専用のセメントとともに根尖まで緻密に充填する、という場面で「ガッタパーチャ」という用語が登場します。

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