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カレン族とは?

かれんぞく

カレン族とは、ミャンマー東部からタイ北西部の山岳地帯に居住する少数民族で、独自の文化と長い避難民問題で知られる民族集団です。

カレン族(Karen)は、ミャンマー(旧ビルマ)東部のカレン州(カイン州)を中心に、タイ北西部の国境地帯にかけて居住する少数民族です。カレンという総称のもとに多様なサブグループが存在し、スゴー・カレン・ポー・カレンなどの集団が含まれます。推定人口は数百万人規模とされています。

カレン族は多様な言語を話し、チベット・ビルマ語族に属するカレン語諸語を使用します。宗教的には仏教徒・キリスト教徒(主に19世紀以降の宣教師による改宗の影響)・アニミズム信仰者などが混在しています。

カレン族を語る上で欠かせないのが、ミャンマー政府との長期にわたる武力紛争の問題です。ビルマ独立後、カレン民族同盟(KNU)はカレン州の自治・独立を求めて武装闘争を続けてきました。この紛争は数十年にわたり、大規模な難民流出を引き起こしました。タイのメソット近郊には世界最大規模のカレン族難民キャンプが存在し、長期にわたって多くのカレン族が避難民として生活してきました。

文化的な特徴として以下が挙げられます。

  • 鮮やかな刺繍を施した伝統的な衣装(女性は白い上衣が象徴的)
  • 農業(焼畑・水田)を主な生業とする生活
  • 首長族(パダウン族)は首輪をつける独特の習俗で世界的に知られる(カレンの一支族)

2021年のミャンマー軍事クーデター以降、カレン州でも戦闘が激化し、難民・国内避難民の問題が再び深刻化しています。国際社会の支援と和平への道筋が引き続き求められています。

使い方・例文

カレン族という名称は、ミャンマーの少数民族問題・難民支援・東南アジアの民族紛争を扱うニュースや国際協力の文脈でよく登場します。

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