カルボマーとは?
かるぼまー
カルボマーとは、化粧品や医薬品の増粘剤・ゲル化剤として広く使われる合成高分子化合物です。
カルボマー(Carbomer)は、アクリル酸を重合させた合成高分子ポリマーの総称で、化粧品・医薬品・パーソナルケア製品において増粘剤・ゲル化剤・乳化安定剤として幅広く利用されています。
この成分は中性〜弱アルカリ性の条件下でゲル状になる性質を持ちます。水に分散させて中和剤(トリエタノールアミンや水酸化ナトリウムなど)を加えると、分子が膨張して網目構造を形成し、透明でなめらかなゲルが得られます。この特性により、わずかな配合量でも高い増粘効果を発揮します。
主な用途には次のものがあります。
- 保湿ジェル・美容液のゲルベース
- 日焼け止めや乳液の乳化安定
- 歯磨き粉の粘度調整
- 外用薬(消炎鎮痛ゲルなど)の基剤
カルボマーは皮膚や粘膜への刺激が低く、安全性と使用感の両面で評価されています。国際的な化粧品成分表示ではINCIに従い「カルボマー」と記載されており、後に開発された類似ポリマーはカルボポールなど別名で呼ばれることもあります。
使い方・例文
化粧水や保湿ジェルの成分表示で「カルボマー」と記載されているのを見かけたとき、それはとろみや密着感を生み出す増粘剤として配合されています。
この用語をシェア
最終更新: