カヤポ族とは?
かやぽぞく
カヤポ族とは、ブラジルのアマゾン流域に暮らす先住民族で、鮮やかな身体装飾と熱帯雨林の保護活動への関与で知られる集団です。
カヤポ族(Kayapó)は、ブラジルのパラー州とマトグロッソ州にまたがるアマゾン熱帯雨林に暮らすジェ語族系の先住民族です。人口は数千人規模とされており、複数のサブグループに分かれながら広大な先住民領域に点在しています。
カヤポ族の最も目を引く文化的特徴は、その鮮やかな身体装飾です。赤や黒の天然顔料(ウルクーやジェニパポ)を使った全身へのボディペインティング、羽根の冠や耳飾りなどの装身具は、社会的地位や儀礼における役割を表します。
近代における注目すべき点は、環境保護運動との関わりです。1980年代から1990年代にかけて、族長ラオーニ・メトゥクティレらが国際的な環境活動家や著名人と連携し、アマゾンの開発計画に反対する活動を展開したことで世界的に知られるようになりました。彼らの活動の特徴は以下のとおりです。
- ダム建設計画への抵抗と先住民領域の保護要求
- 熱帯雨林の生態系知識を活かした持続可能な森林管理
- 国連や国際機関への働きかけによる権利獲得
カヤポ族は、先住民が自らの土地と文化を守るために政治的な行動を取った事例として、環境学・社会学・人類学の分野で頻繁に取り上げられます。
使い方・例文
環境問題や先住民の権利をテーマにしたドキュメンタリーや教科書でカヤポ族の活動が紹介される場面、またアマゾン開発問題の報道記事でこの名称が登場します。
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