カメハメハ1世とは?
かめはめはいっせい
カメハメハ1世とは、18世紀末から19世紀初頭にかけてハワイ諸島を統一し、カメハメハ朝を創始したハワイ初の統一国王です。
カメハメハ1世(Kamehameha I、1758年頃〜1819年)は、ハワイ諸島を初めて統一した王で、カメハメハ朝の創始者です。ハワイ島コハラ地方の首長の子として生まれ、幼少期から優れた戦士・指導者としての資質を示しました。
18世紀後半、ハワイ諸島は複数の族長が支配する分裂状態にありました。カメハメハ1世は欧米の航海者(キャプテン・クックの来航は1778年)との交流を通じて火砲などの西洋式武器を入手し、これを巧みに活用して軍事力を大幅に強化しました。ハワイ島の内部統一を果たした後、マウイ島・モロカイ島・ラナイ島・オアフ島と順次征服を進め、1810年頃にカウアイ島の族長が服属したことでハワイ諸島全体の統一が完成しました。
統一後は、欧米との交易を取り仕切る独占体制(アフ・プア・ア制度の活用)を敷いて富と権力を集中させる一方、法律の整備や農業・商業の振興にも努めました。外国勢力との外交においては主権の維持に腐心し、ハワイの独立を守りました。
カメハメハ1世は今日もハワイの英雄として称えられ、各地に巨大な黄金の彫像が建てられています。毎年6月11日は「カメハメハ・デー」として祝日とされており、その遺産はハワイ文化の核心に息づいています。
使い方・例文
「カメハメハ1世はハワイ諸島を初めて統一し、欧米列強の圧力に抗しながらハワイ王国の独立を保った」という形で、ハワイ史やポリネシア史の解説に登場します。
この用語をシェア
最終更新: