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カペッラとは?

かぺっら

カペッラとは、ぎょしゃ座の主星で、太陽の約80倍の直径を持つ黄色巨星連星であり、全天で6番目に明るい恒星です。

カペッラ(Capella)は、ぎょしゃ座(Auriga)のα星であり、全天でシリウス・カノープス・リギル・ケンタウルス・アルクトゥルスに次いで6番目に明るい恒星です。見かけ等級は約0.08等で、北天では非常に目立つ天体として古代から親しまれてきました。

カペッラは実際には4つの星からなる多重星系です。主要な2つの成分(カペッラAaとAb)はいずれも黄色巨星であり、互いに非常に接近して公転しています。この2星は分光連星として知られ、望遠鏡では分離して見えませんが、スペクトル分析によって存在が確認されています。もう2つの成分はずっと遠方にある赤色矮星のペアです。

カペッラという名前はラテン語で「雌ヤギ」を意味し、ぎょしゃ座が戦車を御する人物の肩に乗るヤギとして描かれる神話に由来しています。古代エジプトやバビロニアでも重要な航法星として観測されており、日本では「五車二(ごしゃに)」という漢名でも呼ばれました。

地球からの距離は約43光年で、比較的近い恒星に属します。その見かけの明るさと北天での位置から、天文学の入門として星を覚える際にも重要な星のひとつとして挙げられます。

使い方・例文

冬の夜空でぎょしゃ座を見上げると、五角形の星列の中でひときわ明るく輝く黄白色の星がカペッラで、肉眼でも容易に見つけることができます。

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