アルクトゥルスとは?
あるくとぅるす
アルクトゥルスとは、うしかい座のアルファ星で、全天で4番目に明るい恒星として知られる赤色巨星です。
アルクトゥルス(Arcturus)はうしかい座のアルファ星で、北天で最も明るい恒星です。全天でも太陽・シリウス・カノープスに次いで4番目の明るさを持ち、見かけの等級はおよそ−0.05等です。
その名はギリシャ語で「熊の番人」を意味し、おおぐま座・こぐま座を追いかけるうしかい座の主星であることに由来します。スペクトル型はK1.5IIIpで、太陽よりも低温の赤色巨星に分類されます。表面温度は約4300Kで、オレンジがかった色合いが特徴です。
アルクトゥルスは太陽から約37光年の距離にあり、比較的近い恒星の一つです。質量は太陽とほぼ同程度ですが、半径は太陽の約25倍、光度は太陽の約170倍と推定されており、老齢の巨星段階にあります。天の川銀河の円盤部とは異なる「ヘイロー」と呼ばれる領域に属する恒星群(アルクトゥルス流)の一員とも考えられています。
歴史的にも重要な星で、古代ギリシャや中国、ポリネシアなどで航海や農事の目印として用いられました。1933年のシカゴ万博では、アルクトゥルスからの光を利用して開会を宣言したことで知られています(当時の計算では、前回のシカゴ万博開催時に出た光が届いた時期に相当するとされました)。
使い方・例文
春の夜空で南の高い位置に輝くオレンジ色の明るい星を探すとき、「春の大三角」や「北斗七星の柄の延長線上」を目印にするとアルクトゥルスを見つけられます。
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