食現象とは?
しょくげんしょう
「現象」の用語まとめを見る食現象とは、天体が別の天体の前を通過したり影に入ることで光が遮られ、部分的または完全に見えなくなる天文現象のことです。
食現象(しょくげんしょう)とは、ある天体が別の天体の前面を通過したり、その影の中に入ることで、観測者から見て光が遮断される天文現象の総称です。太陽・月・惑星などさまざまな天体の組み合わせで起こります。
食現象の主な種類には以下のものがあります。
- 日食:月が地球と太陽の間に入り、太陽の全部または一部が隠れる現象。皆既日食・部分日食・金環日食がある。
- 月食:地球の影に月が入り込む現象。皆既月食では月が赤銅色に見える。
- 惑星食:月や惑星が別の惑星・恒星を隠す現象。
- 衛星食:木星の衛星が木星の影に入る現象など。
食現象が成立するためには、太陽・隠す天体・隠される天体が一直線(またはほぼ一直線)に並ぶことが条件です。日食が毎月起こらないのは、月の公転面が地球の公転面に対してわずかに傾いているためで、条件が整った時だけ食が発生します。
天文学的には、食現象を利用して天体の大きさや軌道、恒星の直径を精密に測定する手法があります。また日食の際のコロナ観測など、科学的に重要な観測機会を提供します。肉眼で見られる日食・月食は古くから人々の関心を集め、歴史上の記録にも多く残されています。
使い方・例文
皆既日食では昼間に空が暗くなり、太陽のコロナが肉眼で見えるという劇的な食現象が体験できます。月食の際に月が赤みを帯びるのは、地球大気で屈折した赤い光が月面を照らすためです。
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