カナダ式手話とは?
かなだしきしゅわ
カナダ式手話とは、カナダのろう者コミュニティで使われる手話言語で、主にアメリカ手話の影響を受けながら独自の発展を遂げた言語です。
カナダ式手話(Maritime Sign Language / LSQ などを含むカナダの手話体系)とは、カナダのろう者・難聴者が日常的に用いる視覚的・空間的な言語です。カナダでは地域と言語圏によって複数の手話が使われており、英語圏では主にアメリカ手話(ASL)が広く普及しています。
カナダは英語圏とフランス語圏(ケベック州など)に大きく分かれており、手話もその影響を受けています。
- 英語圏:アメリカ手話(ASL)を基盤としながら、カナダ独自の語彙や表現を持つ
- フランス語圏:ケベック手話(Langue des signes québécoise / LSQ)が使われ、フランス手話の系統を引く
- 先住民族の手話:一部の先住民コミュニティには独自の手話言語が存在する
カナダでは1982年のカナダ権利自由憲章以降、障害者の権利保障が強化され、手話言語への社会的認知が高まってきました。2019年にはカナダ手話(ASL)とケベック手話(LSQ)を公式に認める法律(アクセシビリティ法)が制定されています。
手話言語は音声言語とは独立した独自の文法・語順・表現体系を持つ自然言語であり、カナダのろう者コミュニティにとってアイデンティティの重要な一部となっています。
使い方・例文
カナダ手話の授業や研究では、ASLとの共通点や相違点、またケベック手話との比較が重要なテーマとして取り上げられます。
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