カッスーレとは?
かっすーれ
カッスーレとは、フランス南西部ラングドック地方発祥の、白インゲン豆と肉類を長時間煮込んだ伝統的なシチューです。
カッスーレ(Cassoulet)は、フランス南西部のラングドック地方、特にカスタルノダリ・カルカソンヌ・トゥールーズの3都市が「本場」を名乗り合う伝統料理です。名前は調理に使う素焼きの深鍋「カソール(cassole)」に由来します。
料理の核となるのは白インゲン豆(リングイーヌ豆など)と豚肉・鴨・ガチョウのコンフィ・ソーセージなどの肉類を組み合わせた煮込みです。まず豆を一晩水に浸けてから、肉や香味野菜とともにカソールに入れ、オーブンで数時間かけてゆっくり加熱します。表面にパン粉をのせてこんがりと焼き、煮崩れた豆と溶け込んだ肉の旨味が一体となった濃厚な仕上がりが特徴です。
都市によって使う肉が異なり、カスタルノダリは豚肉中心、カルカソンヌは羊肉を加える、トゥールーズはトゥールーズ・ソーセージを必ず入れるなど、それぞれ独自のスタイルを持ちます。
カッスーレは農民料理として発達し、余った肉や豆を無駄なく使い尽くす知恵が詰まっています。現在もフランス南西部のビストロや家庭で冬の定番料理として親しまれており、フランス料理の地方色豊かな一面を代表する一品です。
使い方・例文
フランス南西部のレストランでは、カッスーレを熱々の素焼き鍋のまま提供するスタイルが一般的で、表面のパン粉がカリッと焼けた状態でテーブルに運ばれてきます。
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