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カタカリとは?

かたかり

タカリとは、インド南部ケーララ州発祥の伝統舞踊劇で、精緻な化粧・衣装・手の動き(ムドラー)で神話の物語を表現する古典芸能です。

タカリ(Kathakali)は、インド南西部ケーララ州で17世紀ごろに成立した古典舞踊劇で、インドを代表する八大古典舞踊のひとつに数えられます。「カタ(物語)」と「カリ(演技・芸術)」を組み合わせた名称が示す通り、物語を身体表現で描くことが本質です。

カタカリの最大の特徴は精緻な化粧(チュッタム)です。役柄ごとに色分けされた顔の塗り分けが行われ、英雄や神は緑の顔(パッチャ)、悪役は赤と黒の顔(カッティ)というように視覚的に性格を表します。化粧には数時間かかることも珍しくありません。

演技の核となるのは手のジェスチャー(ムドラー)で、24種類の基本手型と組み合わせによって感情・物語・自然現象を表現します。目の動き(ネトラーバヒナヤ)も高度に発達しており、俳優は眼球を自在に動かすための訓練を幼少期から積みます。

演目はヒンドゥー教の叙事詩「マハーバーラタ」「ラーマーヤナ」などが主で、通常は夜から夜明けにかけて屋外で上演されます。ドラムや銅鑼などの打楽器と声楽が伴奏を務めます。1950年代以降、カラマンダラム芸術院が中心となって体系的な伝承教育を進め、世界的な知名度を獲得しています。

使い方・例文

インド文化・芸術を扱う授業や旅行ガイドでよく登場します。ケーララ州を旅行する際は、コーチンやトリシュールで夜の公演を観覧できる機会があり、独特の化粧と衣装が目を引く体験として紹介されています。

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