オーバーフロー水槽とは?
おーばーふろーすいそう
オーバーフロー水槽とは、上部の水を下部のサンプ槽へ落として濾過するシステムを持つ水槽設備です。
オーバーフロー水槽とは、水槽の水を重力によって下段のサンプ槽(濾過槽)へ自然に落とし、ポンプで汲み上げて循環させる大型の濾過システムを備えた水槽のことです。
一般的な外部フィルターや上部フィルターとは異なり、水槽の底面または側面に設けたオーバーフロー管(ストレーナー付き)から水が流れ落ちる仕組みです。サンプ槽内には物理濾過・生物濾過・化学濾過の各メディアを自由に配置でき、水量も大幅に増やせるため、濾過能力と水質安定性が大幅に向上します。
オーバーフロー水槽が選ばれる主な理由は次のとおりです。
- 大容量の濾過槽で飼育水の総量が増し、水質変化がゆるやかになる
- メンテナンスをサンプ槽のみで行えるため、メイン水槽内を美しく保てる
- プロテインスキマーや殺菌灯などの機器をサンプ内に収納できる
- 海水魚・サンゴ飼育のようにデリケートな水質管理が必要な場面に特に有効
設置コストや工事の手間が大きいため、主に海水魚飼育や大型淡水魚の本格的な設備として採用されます。オーバーフロー管の詰まりや停電時の逆流対策など、メンテナンス上の注意点もあります。
使い方・例文
120cmの海水魚水槽にオーバーフローシステムを導入し、60Lのサンプ槽にプロテインスキマーを設置することで、サンゴが安定して育つ水質を維持できた。
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