本文へスキップ

オンセットカラリストとは?

おんせっとからりすと

映画やドラマの撮影現場で、収録した映像の色味をリアルタイムに確認・調整する色彩管理の専門家のことです。

オンセットカラリス(On-Set Colorist)とは、映像制作の撮影現場(オンセット)に常駐し、カメラで収録された映像の色調をリアルタイムで確認・調整する色彩管理の専門家のことです。

デジタルシネマの普及により、映画やドラマの撮影ではRAW形式や対数カーブ(Log)で映像を記録するのが主流となりました。こうした映像データはそのままでは色がくすんで見えるため、現場でモニター上に正しい色彩を表示するための変換処理(LUT:ルックアップテーブルの適用)が必要です。オンセットカラリストはその作業を専門に担います。

具体的な業務には以下が含まれます。

  • 現場モニターへのLUT適用と色校正
  • 監督・撮影監督が意図する「ルック(色の方向性)」の現場での可視化
  • 後工程(ポストプロダクション)のカラリストへのカラー情報の引き継ぎ
  • 撮影素材の色情報管理と記録

オンセットカラリストの存在により、監督や撮影監督は現場で完成に近い色調を確認しながら撮影判断を下せるようになります。また、後工程での大幅な修正を防ぎ、制作工程全体の効率化にも貢献します。大規模な映像制作において欠かせない役職として近年注目が高まっています。

使い方・例文

撮影監督が「もう少し夕焼けの赤みを強く出したい」と指示した際、オンセットカラリストが現場のモニター上でその色調をリアルタイムに再現して確認します。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語