オリンピアの考古遺跡とは?
おりんぴあのこうこいせき
オリンピアの考古遺跡とは、古代ギリシャでオリンピック競技の発祥の地となったペロポネソス半島西部に残る聖域の遺跡群です。
オリンピアの考古遺跡(Archaeological Site of Olympia)は、ギリシャのペロポネソス半島西部・エリス地方に位置する古代の宗教的聖域および競技場の遺跡です。1989年にユネスコ世界遺産(文化遺産)に登録されています。
オリンピアはゼウス神を主神とした聖地であり、紀元前776年に始まったとされる古代オリンピック競技会(オリンピア競技会)の開催地として世界史上きわめて重要な場所です。4年ごとに行われたこの競技会は、古代ギリシャの都市国家間の政治的対立を超えて人々が集う場ともなりました。
遺跡内には以下のような重要な施設の遺構が残っています。
- ゼウス神殿:古代七不思議の一つ「ゼウス像」があった場所
- ヘラ神殿:最古の神殿建築のひとつ
- スタディオン(競技場):約4万人を収容した走競技の会場
- パライストラ(レスリング練習場)
- ペロピオン(英雄ペロプスの聖域)
現代のオリンピック聖火はオリンピアの遺跡内ヘラ神殿跡で採火されており、古代と現代をつなぐ象徴的な場所となっています。近隣のオリンピア考古学博物館には出土品の多くが収蔵・展示されています。
使い方・例文
オリンピア遺跡はオリンピック開催年に聖火採火式が行われる場所として世界に知られており、古代競技場のスタディオンでは観光客がかつての走路を実際に歩くことができます。
この用語をシェア
最終更新: