オリュンポス十二神とは?
おりゅんぽすじゅうにしん
オリュンポス十二神とは、古代ギリシア神話においてオリュンポス山の頂に住まい、世界を支配するとされた主要な十二柱の神々の総称のことです。
オリュンポス十二神(Twelve Olympians)とは、古代ギリシア神話・宗教において最高位に位置づけられた十二柱の神々の集団です。神々の住処とされるオリュンポス山(ギリシア北部に実在する最高峰、標高約2917メートル)の頂に神殿を構え、宇宙・自然・人間社会のあらゆる領域を司るとされました。
一般的に十二神に数えられる神々は以下のとおりです(バリエーションあり)。
- ゼウス(天空・雷・神々の王)
- ヘラ(結婚・家庭・ゼウスの妻)
- ポセイドン(海・地震)
- デメテル(農業・大地・穀物)
- アテナ(知恵・戦略・工芸)
- アポロン(太陽・芸術・予言・医術)
- アルテミス(月・狩猟・出産)
- アレス(戦争)
- アフロディテ(愛・美・豊穣)
- ヘパイストス(火・鍛冶・技術)
- ヘルメス(旅・商業・伝令・盗賊)
- ディオニュソス(酒・豊穣・演劇)またはヘスティア(炉・家庭)
これらの神々は人間に近い感情・欲望・対立を持ちながらも不死であり、ホメロスやヘシオドスの叙事詩、ギリシア悲劇などに生き生きと描かれています。オリュンポス十二神への信仰は古代ローマに継承され(ローマ神話では名前が変わる)、西洋美術・文学・哲学の源流となっています。
使い方・例文
美術館で目にするギリシア彫刻や絵画には、ゼウスの雷・アテナの兜・アフロディテの美など、オリュンポス十二神に由来する図像が数多く用いられています。
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