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デメテルとは?

でめてる

デメテルとは、ギリシャ神話に登場する農業・穀物・大地の豊穣を司る女神で、オリュンポス十二神のひとりです。

デメテル(Demeter)は、古代ギリシャ神話における農業・穀物・豊穣・季節の循環を司る女神です。オリュンポス十二神のひとりとして崇拝され、ローマ神話における対応神はケレース(Ceres)です。穀物の英語「cereal(シリアル)」はこのケレースに由来します。

デメテルはクロノスとレアの娘であり、ゼウスとの間にペルセポネー(コレー)をもうけました。ギリシャ神話でデメテルにまつわる最も重要な物語は、娘ペルセポネーの誘拐神話です。冥界の神ハデスがペルセポネーを強奪して冥界に連れ去ったことで、デメテルは深い悲しみにくれ、大地の恵みを与えることを拒みました。その結果、地上は不毛の地と化し、飢饉が広がりました。

最終的にゼウスの仲介により、ペルセポネーは一年の一部を冥界で、残りを地上で過ごすという取り決めがなされました。この神話は季節の変化の起源を説明するものとして機能しています。

  • ペルセポネーが地上にいる期間:春から秋にかけて作物が実る季節(デメテルの喜び)
  • ペルセポネーが冥界にいる期間:冬の不毛な季節(デメテルの悲しみ)

デメテルはエレウシスの秘儀(ミステリア)において中心的な崇拝対象となっており、古代ギリシャ世界で最も重要な秘密宗教儀式のひとつに関わっていました。農耕文明における豊穣神の典型として、文学・美術・文化に広く影響を与えています。

使い方・例文

西洋の美術・彫刻ではデメテルは穀物の穂や松明を持つ姿で描かれることが多く、農業・自然・母性のシンボルとして登場します。「シリアル」の語源にその名が残るなど、現代語にも影響を残しています。

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