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オスマン1世とは?

おすまんいっせい

オスマン1世とは、13〜14世紀にアナトリア西部で小さな侯国を興し、後に600年以上続くオスマン帝国の礎を築いたテュルク系の建国者です。

オスマン1世(1258頃〜1326年頃)は、オスマン帝国の創始者であり、帝国名の由来となった人物です。テュルク系の遊牧民族カイ族の首長エルトゥールル・ガーズィーの息子として生まれ、父の死後に部族を率いてビザンツ帝国領と境を接するアナトリア北西部で勢力を拡大しました。

当時のアナトリアはモンゴル帝国(イルハン朝)の支配下にあり、セルジューク朝が衰退する中で多くのテュルク系小侯国(ベイリク)が割拠していました。オスマンはイスラム信仰を旗印に聖戦(ガザー)を唱え、ビザンツ領への略奪と征服を繰り返しながら領地を広げていきました。

オスマンの治世における主な出来事は以下の通りです。

  • 1299年頃:独立した侯国(ベイリク)の成立(この年を帝国建国年とする説が有力)
  • 1301年:バフェウスの戦いでビザンツ軍を破り、名声を高める
  • ビザンツ都市ブルサの包囲(最終的な陥落は没後の1326年)

オスマン自身が直接支配した領域はアナトリア北西部の比較的狭い範囲でしたが、彼が打ち立てた国家体制と拡張の方針は後継者たちに引き継がれ、最終的にはバルカン・中東・北アフリカに及ぶ大帝国へと発展しました。オスマン帝国は1922年まで続き、その末裔国家であるトルコ共和国が現代も存在します。

使い方・例文

「オスマン1世が興した小国が、やがてコンスタンティノープルを征服する大帝国へと成長した」のように、オスマン帝国史の起点として歴史の文脈で登場します。

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