オシレーターシンクとは?
おしれーたー しんく
オシレーターシンクとは、一方のオシレーターの波形をもう一方に強制的に同期させ、独特の金属的・倍音豊かな音色を生み出す合成技術です。
オシレーターシンク(Oscillator Sync)とは、シンセサイザーで2つのオシレーターを使い、一方(スレーブ)の波形周期をもう一方(マスター)の周期に合わせて強制的にリセットすることで、特徴的な音色を生み出す技術です。
通常、オシレーターは設定した周波数で規則正しく波形を繰り返しますが、ハードシンクではスレーブオシレーターがどの位相にあっても、マスターが1周期を終えるたびに波形の先頭へ強制的に戻されます。この結果、スレーブ本来の周波数とは異なる複雑な倍音パターンが生まれます。
オシレーターシンクの主な特性は以下のとおりです。
- スレーブのピッチを上げるほど倍音が変化し、金属的・鋸歯状の音色になる
- スレーブにLFOやエンベロープをかけることで独特の「うなり」やトーンスウィープが生成できる
- ギターのパワーコードやオルガンに似た和音感も表現可能
オシレーターシンクはアナログシンセの時代から使われており、ローランド SH-101やミニモーグの後継機など多くの名機に搭載されています。現代のバーチャルアナログシンセやソフトウェアシンセにも標準的に実装されており、リードシンセやベースの音作りで頻繁に活用されます。
使い方・例文
シンセリードで「うなるような」刺激的な音を作りたいとき、オシレーターシンクをオンにしてスレーブのピッチを上げると、通常の波形では出せない金属的なサウンドが得られる。
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