オキシベンゾンとは?
おきしべんぞん
オキシベンゾンとは、紫外線を吸収して肌を守る有機系紫外線吸収剤で、日焼け止めに広く配合される成分です。
オキシベンゾン(Oxybenzone、化学名:ベンゾフェノン-3)は、有機合成された紫外線吸収剤のひとつです。主にUVB(280〜320nm)とUVA(320〜400nm)の一部を吸収し、光のエネルギーを熱エネルギーに変換することで皮膚への紫外線ダメージを軽減します。
オキシベンゾンの特徴は次のとおりです。
- 広域カバー:UVBに加えてUVAの短波長域もカバーし、日焼けとともに光老化の原因となる波長を吸収します。
- 高い吸収力:少量でも高いSPF値に貢献でき、製品設計の自由度が高い成分です。
- 接触アレルギーのリスク:一部の人に接触性皮膚炎やアレルギー反応を引き起こすことがあります。
- 内分泌かく乱の懸念:動物実験や体内への吸収に関する研究から、内分泌系への影響を指摘する報告があり、一部の国や地域では濃度規制が設けられています。
環境面では、オキシベンゾンがサンゴの白化(漂白)を促進する可能性が研究で示されており、ハワイ州やパラオなどでは同成分を含む日焼け止めの販売・使用が禁止または制限されています。こうした背景から、酸化亜鉛や酸化チタンなど無機系紫外線散乱剤を使った「リーフセーフ」製品への切り替えが進んでいます。
使い方・例文
「成分表示に『ベンゾフェノン-3』や『オキシベンゾン』と書かれた日焼け止めを海外リゾートで使おうとしたら、現地でその成分の使用が禁止されていた」という場面で登場します。
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