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酸化亜鉛とは?

さんかあえん

酸化亜鉛とは、亜鉛と酸素の化合物で、日焼け止めや医薬品・工業材料など多岐にわたって使われる白色粉末です。

酸化亜鉛(Zinc Oxide、化学式 ZnO)は、亜鉛を酸化させることで得られる白色の粉末状化合物です。天然にはジンカイト(紅亜鉛鉱)として産出しますが、工業用・医薬用はほぼすべて人工的に製造されます。融点が高く、熱的・化学的に安定しています。

主な用途と特性は次のとおりです。

  • 日焼け止め(紫外線散乱剤):紫外線(UVA・UVBの両域)を物理的に散乱・反射させる無機系紫外線防御剤として、肌に優しいサンスクリーンの主要成分です。ナノ粒子化により白浮きを軽減した製品も普及しています。
  • 医薬品・外用剤:収れん・防腐・消炎作用を持ち、亜鉛華軟膏(酸化亜鉛20%)としておむつかぶれ・あせも・皮膚炎の治療に用いられます。
  • 工業用途:ゴムの加硫促進剤、塗料の顔料(白色顔料)、セラミクス、半導体材料など幅広く利用されます。
  • 抗菌・消臭素材:繊維や樹脂への抗菌加工に使われます。

環境・安全面では、紫外線散乱剤としての酸化亜鉛は有機系紫外線吸収剤(オキシベンゾンなど)と異なり、サンゴ礁への影響が少ないとされ、「リーフセーフ(礁に優しい)」な日焼け止めの成分として注目されています。

使い方・例文

「敏感肌向けの日焼け止めに酸化亜鉛が使われており、紫外線を肌表面で反射するため化学反応を起こしにくい」のように、低刺激サンスクリーンの文脈で登場します。

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