紫外線吸収剤とは?
しがいせんきゅうしゅうざい
紫外線を化学反応で熱エネルギーに変換し、肌へのダメージを防ぐ日焼け止めの有効成分です。
紫外線吸収剤とは、日焼け止め製品に配合される化学合成成分の一種で、紫外線を吸収して熱エネルギーなどに変換することで肌への到達を防ぐ物質を指します。化学的なUVフィルターとも呼ばれます。
代表的な成分としては、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル(オクチルメトキシシンナメート)、オキシベンゾン、アボベンゾン(パーソル1789)、ホモサレートなどがあります。これらは皮膚表面に薄い膜を形成し、紫外線が当たると電子が励起され、エネルギーを無害な熱として放出するという仕組みで機能します。
紫外線吸収剤の主な特徴は以下のとおりです。
- 透明で軽いテクスチャーに仕上げやすく、日常使いの製品に向く
- UVA・UVBそれぞれに対応した成分を組み合わせて配合できる
- 肌への密着性が高く、高い紫外線防御効果を実現しやすい
- 一部の成分は皮膚への刺激感やアレルギーを起こしやすい場合がある
紫外線吸収剤に対して肌が敏感な場合は、紫外線散乱剤のみを配合した「ノンケミカル」製品を選択する方法もあります。日本では配合できる成分の種類と最大配合量が薬機法によって規制されています。
使い方・例文
SPF値の高い日焼け止めや、薄づきのUVローションなどに紫外線吸収剤が多く使われています。成分表に「メトキシケイヒ酸エチルヘキシル」などの記載があれば、紫外線吸収剤が含まれているサインです。
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