オオサンショウウオとは?
おおさんしょううお
オオサンショウウオとは、日本の清流に生息する世界最大級の両生類で、国の特別天然記念物に指定された「生きた化石」と呼ばれる生き物です。
オオサンショウウオ(大山椒魚)は、サンショウウオ目オオサンショウウオ科に属する両生類で、日本固有種です。主に岐阜県・京都府・兵庫県・広島県など西日本の山間部を流れる清流に生息しています。体長は最大で1.5メートルに達することがあり、世界最大の両生類の一つとして知られています。
体は扁平で皮膚はしわが多く、外から見ると岩や流木に似た外見をしています。目は小さく視力はあまり発達していませんが、皮膚の感覚器で水流や振動を感知して獲物を捕らえます。夜行性で、魚・カエル・ザリガニなどを待ち伏せして捕食します。
繁殖は晩夏に行われ、雄が岩の隙間に「巣穴」を作り、産み付けられた卵を守ります。卵は数百個にのぼり、雄が孵化まで保護する父性行動が見られます。寿命は野生でも数十年に及ぶとされます。
体の基本構造が数千万年前から変化していないことから「生きた化石」とも呼ばれています。現在は生息数が減少しており、絶滅危惧種に指定されています。また、外来の中国オオサンショウウオとの交雑問題も深刻な課題となっています。国の特別天然記念物として保護されており、各地の水族館でも飼育・展示されています。
使い方・例文
京都の鴨川や広島の江の川などで目撃情報が報告されており、清流の象徴として地域の自然保護活動でもよく取り上げられます。
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