オイルパンとは?
おいるぱん
オイルパンとは、エンジン下部に取り付けられたエンジンオイルを貯蔵する受け皿状の容器のことです。
オイルパンとは、自動車や機械のエンジン下部(クランクケース底部)に取り付けられた、エンジンオイルを貯留するための容器です。英語では「oil pan」または「sump」とも呼ばれ、エンジンの潤滑システムにおいて欠かせない部品のひとつです。
エンジン内部では、ピストン・クランクシャフト・カムシャフトなど多くの金属部品が高速で摺動しており、これらの焼き付きや摩耗を防ぐために常時オイルで潤滑する必要があります。オイルパンは使用後のオイルを重力で受け止めて貯め、オイルポンプが再び吸い上げてエンジン各部に循環させる「ウェットサンプ」方式の中核を担います。
オイルパンの構造と特徴は以下の通りです。
- 材質はアルミ合金または鋼板プレスが一般的
- 底部にドレンボルトがあり、オイル交換時に排油する
- 内部にバッフルプレートを設け、コーナリング時のオイル片寄りを抑制
- オイルレベルゲージの差込口もこの近辺に設けられる
スポーツ走行では遠心力でオイルが偏ってポンプが空気を吸うことがあるため、ドライサンプ方式(別タンクでオイルを管理)を採用する競技車両もあります。オイルパンを縁石などに強く打ち付けるとひび割れてオイル漏れが発生するため、車両の最低地上高や下回り保護も重要です。
使い方・例文
「オイル交換の際はオイルパンのドレンボルトを外して廃油を抜き、新しいオイルを補充する。」という形で、エンジンメンテナンスの説明でよく登場します。
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