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エピダウロスの古代劇場とは?

えぴだうろすのこだいげきじょう

エピダウロスの古代劇場とは、ギリシャペロポネソス半島に位置し、古代ギリシャ演劇の理想的な音響と保存状態で世界的に名高い円形劇場です。

エピダウロスの古代劇場(Theatre of Epidaurus)は、ギリシャ・アルゴリス地方のエピダウロス聖域内に建設された古代ギリシャの野外劇場です。紀元前4世紀後半、建築家ポリュクレイトス(小)によって設計されたとされ、古代ギリシャ劇場建築の最高傑作の一つとして評価されています。

劇場の特徴は以下のとおりです。

  • 収容人数:約1万4,000人(現代では約1万3,000〜1万4,000人規模の観客を収容できるとされる)
  • 優れた音響効果:舞台中央で立てた音が最上段まで明瞭に届くとされ、その科学的原理は現代でも研究対象となっている
  • 保存状態:ローマ時代の埋没・発掘により、客席・オルケストラ(円形舞台)・舞台建物基礎が良好に残る
  • 幾何学的な美しさ:完全な半円形に近い客席配置と自然の丘陵を利用した構造

エピダウロス聖域は医神アスクレピオスの信仰中心地として栄え、神殿・宿泊施設・競技場などを備えた複合的な聖域でした。劇場はその宗教的行事の一環として建設されたと考えられています。1988年にユネスコ世界文化遺産に登録され、現在も毎夏「エピダウロス演劇祭」が開催されています。

使い方・例文

古代ギリシャ文化や建築を紹介する場面で「エピダウロスの劇場は2,000年以上前に建てられたにもかかわらず、最上段に座った観客にも舞台の声がはっきり届く音響設計が施されている」と解説されます。

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