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エスキースとは?

えすきーす

スキースとは、絵画や彫刻などの制作前に描く下書き・習作のことで、構図やアイデアを素早く確認するための初期スケッチを指します。

スキー(esquisse)はフランス語由来の美術用語で、本制作に入る前に描く下書き・草案・習作のことを指します。英語の「スケッチ(sketch)」と近い意味ですが、特にフランス美術の伝統に根ざした言葉として美術・建築・デザインの分野で使われます。

エスキースの目的は、制作の方向性を確認し、構図・色彩・形態のアイデアを素早く視覚化することにあります。頭の中にある構想を手で描き出すことで、完成作との齟齬を早期に見つけ、修正を容易にする役割を果たします。

制作プロセスにおけるエスキースの位置づけは次のとおりです。

  • アイデアスケッチ:着想を素早く描き留めるもの
  • 構図エスキース:全体の配置やバランスを検討するもの
  • 色彩エスキース:配色や明暗を試すもの
  • 部分習作:特定の部位や質感を詳しく研究するもの

歴史的には、フランスのエコール・デ・ボザール(国立高等美術学校)での教育においてエスキースは重要視され、コンクールなどでも提出が求められました。現代でも絵画・彫刻・イラスト・グラフィックデザイン・建築などの分野で広く用いられており、制作の思考プロセスを示す記録としての価値も認められています。

使い方・例文

「壁画の制作を始める前に、複数パターンのエスキースを描いて依頼者に構図を確認してもらった。」

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