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ウンベルト・ノビレとは?

うんべるとのびれ

ウンベルト・ノビレは、飛行船で北極点上空への飛行を二度成功させたイタリアの航空技術者・探検家です。

ウンベルト・ノビレ(1885〜1978年)は、イタリアの航空工学者・将軍・探検家で、飛行船による北極探検のパイオニアとして知られています。

ノビレが世界的な注目を集めたのは、1926年の飛行船「ノルゲ号」による北極点通過飛行です。ロアール・アムンセンらとともに参加したこの飛行は、北極点への初の飛行成功として記録されています。ノビレは飛行船の設計・操縦を担当し、技術的な立役者となりました。

1928年にはノビレ自身が指揮する飛行船「イタリア号」で北極点上空を飛行しましたが、帰途に墜落するという悲劇的な事故に遭遇します。乗組員の一部は氷上に取り残され、救助を求める電波を発信し続けました。救援隊が組織されるなかで、捜索中のアムンセンが行方不明になるという二次被害も生じました。ノビレは先に救助されたことで一部から批判を受けましたが、後に名誉は回復されています。

この「イタリア号事件」は国際的な大規模救助活動の先例となり、後の航空救難体制の整備にも影響を与えました。ノビレはその後もソ連で飛行船技術の指導に携わるなど、航空工学者として多方面で活躍しました。

使い方・例文

飛行船「イタリア号」の北極点飛行と墜落事故は、国際救助活動の歴史的事例として探検史の授業や記録映像でしばしば紹介されます。

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