飛行船とは?
ひこうせん
飛行船とは、空気より軽い気体を詰めた大きな袋の浮力を利用して空を飛ぶ乗り物です。
飛行船とは、空気よりも軽い気体を大きな袋(気嚢)の中に詰め、その浮力によって空中に浮かび、エンジンの力で自在に進むことができる乗り物です。気球が風任せに漂うのに対し、飛行船は推進装置と舵を備えており、目的の方向へ進むことができる点が大きな違いです。
浮力を生み出す気体には、かつては燃えやすい水素が使われていましたが、事故の危険性が高かったため、現在では燃えない安全な気体であるヘリウムが主に使われています。船体の下にはゴンドラと呼ばれる客室や操縦室が取り付けられ、プロペラなどの推進装置で速度や方向を調整します。
20世紀初めには、大西洋を横断する大型旅客飛行船が活躍し、空の交通手段として注目を集めましたが、1930年代に起きた大きな事故などをきっかけに、より速く安全な飛行機に主役の座を譲りました。
現在では、上空からの映像撮影や広告、観光遊覧など、ゆったりとした飛行を生かした特別な用途で使われることが多くなっています。
使い方・例文
イベント会場の上空を飛行船が飛び、広告や中継映像の撮影に利用されることがあります。
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