ヘリウムとは?
へりうむ
ヘリウムとは、元素記号Heで表される、無色・無臭で非常に軽い希ガス元素のことです。
ヘリウム(Helium、元素記号:He、原子番号:2)は、周期表の第18族に属する希ガス元素です。水素に次いで宇宙で2番目に多く存在する元素であり、太陽の核融合反応によって大量に生成されています。名前の由来はギリシャ語で太陽を意味する「ヘリオス(Helios)」です。
ヘリウムの主な特徴は次のとおりです。
- 空気よりも大幅に軽く(空気の約1/7の密度)、浮力が大きい
- 化学的に極めて安定しており、他の物質とほとんど反応しない
- 沸点が約−269℃と、すべての元素の中で最も低い
- 常温・常圧では気体として存在し、固体にはなりにくい
ヘリウムの利用場面は多岐にわたります。風船や飛行船への充填(水素のように引火しないため安全)、MRI装置の超伝導電磁石を冷却する液体ヘリウム、半導体製造などの精密工業用途、そして潜水作業での呼吸用混合ガス(ヘリオックス)などに使われています。
地球上のヘリウムは天然ガス田から採掘されますが、大気中には極微量しか含まれず、宇宙に逃げやすいため資源としては有限です。近年は工業需要の増加から供給不足が懸念されることもあります。
使い方・例文
「誕生日パーティーの風船にヘリウムを入れると、天井まで浮かび上がる。」また病院のMRI検査室では、超伝導磁石の冷却に液体ヘリウムが不可欠な素材として使われています。
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