ウニ科エキヌスとは?
うにかえきぬす
ウニ科エキヌスとは、ウニ綱の中でも典型的な球形の外骨格をもつ正形類のウニを多く含む分類群で、食用種も多い海棘皮動物の一グループです。
エキヌス(Echinus)は、棘皮動物門ウニ綱に属するウニの一属で、ウニ科(Echinidae)を代表する属名です。ウニ科はかつて広義に用いられていましたが、現代の分類では複数の科・属に細分されています。「エキヌス」というラテン語名はギリシャ語のエキノス(ハリネズミ)に由来し、全身を棘で覆われた特徴的な外観を表しています。
ウニの体は石灰質の殻(テスト)で覆われており、五放射相称の構造をしています。殻の表面には多数の棘と管足が並び、口は下面の中央に開いています。消化器官として「アリストテレスの提灯」と呼ばれる複雑な咀嚼器を持ち、海藻や付着生物を削り取って食べます。
ウニ科・エキヌス属を含む正形類のウニは世界各地の海域に分布し、浅海域から深海まで幅広い環境に適応しています。食用として利用されるものも多く、日本ではムラサキウニ・バフンウニなどが代表的です。ウニの生殖巣(いわゆる「ウニの身」)は珍味として高く評価され、寿司ネタや料理に広く使われます。また、ウニは発生学の研究モデル生物としても重要で、受精・初期発生の研究に広く用いられてきました。
使い方・例文
「回転寿司のウニは、ムラサキウニなどウニ科の生殖巣を使ったもの」というように、食や生物学の文脈で登場します。図鑑や水族館の展示説明でウニの分類を説明する際にも使われます。
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