ウッドロウ・ウィルソンとは?
うっどろうういるそん
ウッドロウ・ウィルソンとは、アメリカ合衆国第28代大統領で、第一次世界大戦後の国際秩序構築において「十四か条の平和原則」を提唱し、国際連盟設立を推進した政治家です。
ウッドロウ・ウィルソン(Thomas Woodrow Wilson、1856-1924)は、アメリカ合衆国第28代大統領(在任1913-1921年)です。民主党出身で、大統領就任前はプリンストン大学学長やニュージャージー州知事を務めた学者・行政官でした。
国内政策においては「新しい自由」をスローガンに掲げ、関税引き下げ・連邦準備制度(FRB)の創設・独占禁止法の強化など進歩主義的な改革を推進しました。また在任中に所得税を導入する憲法修正第16条、連邦上院議員の直接選挙を定める修正第17条が成立するなど、制度改革の時代を主導しました。
外交面では第一次世界大戦への参戦(1917年)後、1918年に「十四か条の平和原則」を発表しました。この原則は民族自決・公開外交・軍縮・国際機関の設立などを柱とし、戦後秩序の設計図となりました。パリ講和会議(1919年)でヴェルサイユ条約の交渉に参加し、国際連盟の創設を主導します。しかし国内では上院の反対により、アメリカは国際連盟に加入できないという皮肉な結果に終わりました。
1919年にノーベル平和賞を受賞。晩年は脳卒中による健康悪化に苦しみながら任期を全うしました。
使い方・例文
第一次世界大戦後の国際政治や国際連盟の歴史を学ぶ際に、ウッドロウ・ウィルソンの名前は必ず登場します。
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