ウソ属とは?
うそぞく
ウソ属とは、スズメ目アトリ科に分類される小型の鳥類グループで、雄の赤い頬が特徴的な美しい野鳥です。
ウソ属(学名:Pyrrhula)は、スズメ目アトリ科に属する小型の鳥類で、ユーラシア大陸に広く分布しています。体長はおよそ14〜17センチメートルで、丸みのある体形と短い黒いくちばしが特徴です。
最もよく知られる種はウソ(Pyrrhula pyrrhula)で、雄は頬から胸にかけて鮮やかなバラ赤色を帯び、黒い頭頂・翼と白い腰が美しいコントラストを生みます。雌は雄に比べ全体的に淡く褐色がかっています。日本では冬鳥として山地から平地の森林に飛来し、桜の花芽を好んで食べることで知られます。そのため、早春に桜の木の周囲で観察される機会が多いです。
「ウソをついた」という日本語の表現はこの鳥の鳴き声「フィー」「フィフィ」が口笛のように聞こえることに由来するとも言われますが、語源については諸説あります。また、天満宮などの鷽替え神事では木彫りのウソが縁起物として使われており、古来から日本人に親しまれてきた鳥です。
ウソ属には世界に複数種が知られ、ヨーロッパから中央アジア・東アジアにかけて分布します。種子・芽・果実を食べる植食性が強く、森の植生に密接に関わる存在です。
使い方・例文
「冬に公園の桜の枝でウソ属のウソが花芽をついばんでいた」「天満宮の鷽替え神事でウソの木彫りを交換した」というように、野鳥観察や伝統行事の文脈で登場します。
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