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ウイングレットとは?

ういんぐれっと

ウイングレットとは、航空機の主翼の先端に上方や下方へ折り曲げて取り付けられた小翼で、燃費改善目的とした装置です。

ウイングレット(winglet)とは、航空機の主翼先端(ウィングチップ)に角度をつけて取り付けられた小型の翼状構造物です。英語でwingletは「小さな翼」を意味し、翼端の空気の流れを制御することで空気抵抗を減らし、燃費と航続距離を向上させます。

航空機の翼で揚力発生する際、翼の下面(高圧側)の空気が翼端部分で上面(低圧側)へ回り込み、渦(翼端渦)を発生させます。この渦は「誘導抗力」という余分な空気抵抗を生み出し、燃料消費を増やす原因になります。ウイングレットはこの翼端渦の発生を抑制することで誘導抗力を低減する仕組みです。

ウイングレットの主な種類には次のものがあります。

  • ブレンデッドウイングレット:翼と滑らかに連続したなだらかな曲線形状(ボーイング737などで採用)
  • シャークレット:エアバスが採用した独自設計のブレンデッド型
  • スプリットスキミター:上下に分岐した二股型で、より高い効率を実現
  • ウィングチップフェンス:上下両方向に短く延びるフェンス型(エアバスA320初期型など)

ウイングレットの採用により、燃費を数パーセント程度改善できるとされており、同じ翼幅のまま空力効率を高められるため、空港スポットのサイズ制約がある路線でも有効です。環境負荷の低減とコスト削減の両面から、現代の旅客機ではほぼ標準的な装備となっています。

使い方・例文

「飛行機に乗る前に機体を見上げると、主翼の先端が上方にくるりと折れ曲がっているのがウイングレットです」と説明される場面で登場します。

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