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揚力とは?

ようりょく

揚力とは、翼などが空気中を動くときに生じる、飛行方向に対して垂直上向きの力のことで、航空機が空を飛べる根本的な原理です。

揚力(ようりょく、lift)とは、流体(空気や水)の中を物体が動くときに、その進行方向に対して垂直な方向に働く力のことです。航空工学では特に上向きに働く力を指し、航空機が重力に抗して飛行するために不可欠な要素です。

揚力が生じる主なメカニズムとして、ベルヌーイの定理による説明がよく知られています。翼の断面(翼型・エアフォイル)は上面が湾曲して長く、下面が比較的平らな非対称形状をしており、翼の上側を流れる空気は下側より速くなります。流速が高い部分では圧力が下がるため、翼の上下に圧力差が生じ、この差が上向きの力(揚力)として働きます。また、翼が空気の流れに対して角度(迎え角)をつけることで空気を下方向に偏向させる反作用としても揚力が生まれます。

揚力の大きさは次の要因に依存します。

  • 翼面積:大きいほど揚力が増す
  • 飛行速度:速いほど揚力が増す(速度の二乗に比例)
  • 空気密度:密度が高いほど揚力が増す(高高度では低下)
  • 翼型と迎え角:形状や角度が揚力係数を決める

揚力は航空機設計の根幹であり、鳥の羽ばたき・ヘリコプターのローター・ヨットの帆など、様々な場面で同じ原理が応用されています。

使い方・例文

飛行機がなぜ空を飛べるのかを説明する理科や物理の授業、または航空機設計の解説文の中で核心的な概念として登場します。

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