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ウィドウとは?

うぃどう

ウィドウとは、段落の先頭の1行だけがページや段組みの末尾に孤立してしまう組版上の問題のことです。

ウィドウ(widow)とは、段落の最初の1行だけがページや段組みコラムの最後に残ってしまう状態を指す組版用語です。英語のwidowは「未亡人」を意味し、本来の段落本体(次ページ以降)から切り離されて末尾に取り残される様子をたとえています。

ページの末尾にウィドウが生じると、読者はそこで段落が始まったと錯覚しやすく、続きが次ページに移っていることに気づきにくくなります。視覚的にもページ下部の余白が不均衡になるため、プロの組版では忌避される現象です。

ウィドウと対になる概念がオーファン(orphan)で、こちらは段落の最後の1行が次ページや次コラムの先頭に孤立する状態です。二つをまとめて「孤立行」と総称し、DTPソフトやワードプロセッサは「ウィドウ・オーファン制御」機能で自動的に回避できるようになっています。

対処法としては、前の段落の行数を増減させる、文字詰めや字間を微調整する、あるいは段落全体を次ページに送るなどの方法があります。CSSではwidowsプロパティで最低行数を指定することで、Webページでも同様の制御が可能です。

使い方・例文

小説のページ最後に「翌朝、彼は早起きをした。」という一行だけが残り、続きが次ページに始まる場合、それがウィドウです。編集者はこうした孤立行を校正時に修正します。

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