インターバンク市場とは?
いんたーばんくしじょう
インターバンク市場とは、銀行など金融機関どうしが短期資金を貸し借りする取引所を介さない相対の金融市場のことです。
インターバンク市場(Interbank Market)とは、商業銀行・中央銀行・証券会社などの金融機関が、相互に短期資金を融通し合う市場です。一般の個人や企業は直接参加できず、金融機関だけを参加者とする「卸売り型」の金融市場として機能しています。
この市場の主な役割は、金融機関が日々の資金繰りを調整することです。銀行は預金の払い出しや融資などで日々資金が過不足しますが、インターバンク市場を通じて余剰資金を持つ銀行から不足する銀行へと資金が流通します。取引の大半は翌日物(オーバーナイト)や数日以内の超短期のものです。
インターバンク市場には主に以下の種類があります。
- コール市場:無担保や有担保で金融機関どうしが短期資金を融通する国内市場
- 為替インターバンク市場:銀行間で外国為替を取引する市場(外国為替市場の中核)
- LIBOR・TIBOR:各市場における基準金利として広く参照されてきた指標
インターバンク市場で決まる金利(コールレートなど)は、中央銀行の金融政策の誘導目標となることが多く、経済全体の金利水準に大きな影響を与えます。2008年の世界金融危機では市場が機能不全に陥り、その重要性が改めて認識されました。
使い方・例文
日本銀行が政策金利を変更すると、インターバンク市場のコールレートがただちに動き、住宅ローンや企業融資の金利にも波及していきます。
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