インカローズとは?
いんかろーず
インカローズとは、鮮やかなピンク〜バラ色が美しいマンガン炭酸塩鉱物で、ロードクロサイトとも呼ばれる宝石です。
インカローズは、炭酸マンガン(MnCO₃)を主成分とする鉱物ロードクロサイト(菱マンガン鉱)の宝石名です。鮮やかなバラ色〜赤みのあるピンク色が特徴で、インカ帝国の遺跡に近いアルゼンチンのカプリア鉱山から産出されたことから「インカのバラ」を意味するこの名前が広まりました。
ロードクロサイト自体は世界各地で産出されますが、宝石品質のものはアルゼンチン・コロラド州(アメリカ)・ペルー・南アフリカなどが主要産地です。特にアルゼンチン産の鍾乳石状のものは白いバンドとピンクの縞模様が美しく、スライスして磨いたキャボションやオーナメントとして人気があります。
宝石としての特徴:
- モース硬度3.5〜4.5と柔らかく傷つきやすい
- 劈開が3方向にあり割れやすいため、ジュエリーには慎重な扱いが必要
- 色はバラ色・サーモンピンク・緋色など個体によって異なる
- 透明度の高いものは非常に希少で高価
スピリチュアルの分野では「愛と情熱の石」として人気を集めており、ルームデコレーションやヒーリングストーンとしても流通しています。アルゼンチンの国石にも指定されており、同国の象徴的な鉱物のひとつです。
使い方・例文
アクセサリーショップやパワーストーン専門店で、バラ色の縞模様がきれいなストーンを見つけたとき、インカローズが紹介されることがあります。
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