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イザベラ・バードとは?

いざべらばーど

イザベラ・バードとは、19世紀イギリスの女性探検家・旅行作家で、日本・中国・朝鮮・中東など各地を単独旅行し、詳細な旅行記を残した先駆的人物です。

イザベラ・バード(Isabella Bird、1831〜1904年)は、イギリスヨークシャー出身の旅行家・探検家・著述家です。19世紀において女性が単独で長距離旅行に出ることが異例だった時代に、世界各地を旅して鋭い観察眼による旅行記を著しました。

バードは体が弱く医師から旅行を勧められたことが探検の出発点とも言われ、ハワイ・ロッキー山脈・日本・マレー半島・チベット・朝鮮・中国・モロッコなど多くの地域を訪れました。その記録は単なる観光記ではなく、現地の人々の生活・慣習・社会構造を詳細に描写した民族誌的価値を持つものです。

日本に関しては1878年(明治11年)に訪問し、東北・北海道を旅した記録をまとめた『日本奥地紀行』(Unbeaten Tracks in Japan)が特に有名です。当時の農村の実態やアイヌの生活を克明に記したこの著作は、明治初期の日本を知る貴重な一次資料としても活用されています。

バードは1892年に王立地理学会の初の女性会員に選ばれ、70歳を過ぎてもモロッコ旅行に出るなど、探求心を晩年まで失いませんでした。女性探検家の先駆者として、今日も高く評価されています。

使い方・例文

明治時代の日本を外国人の目から知りたいときや、女性探検家の歴史を調べる際に、イザベラ・バードの名前と『日本奥地紀行』がよく参照されます。

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