イグアノドンとは?
いぐあのどん
イグアノドンとは、白亜紀前期に繁栄した大型の草食恐竜で、恐竜研究の歴史において最初期に発見・命名された種のひとつです。
イグアノドン(Iguanodon)とは、約1億4000万〜1億2600万年前の白亜紀前期にヨーロッパを中心に広く生息していた草食恐竜です。名前は「イグアナの歯」を意味し、最初に発見された化石がイグアナの歯に似ていたことに由来します。
イグアノドンは恐竜研究の歴史において非常に重要な位置を占めます。1825年にイギリスのギデオン・マンテルによって記載され、ティラノサウルスやメガロサウルスとともに「恐竜」という概念が形成される端緒となった種のひとつです。
体長は約9〜10メートル、体重は数トンに達し、二足歩行と四足歩行の両方が可能だったと考えられています。最大の特徴は前足の親指にある大きなスパイク状の突起で、初期の研究ではこれが鼻先の角として復元されていましたが、後の研究により指の突起と判明しました。この突起は食物の操作や防衛に用いられたと推測されています。
歯の構造は植物を効率よく咀嚼するのに適しており、群れで生活していた可能性を示す化石の産出状況も報告されています。恐竜研究の黎明期を象徴する種として、科学史的な意義も大きい恐竜です。
使い方・例文
「イグアノドンは博物館の恐竜展で、研究の歴史とともにその復元図の変遷が解説されることが多く、古生物学の進歩を学ぶ好例として紹介される」
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