イエニセイ川とは?
いえにせいがわ
イエニセイ川とは、シベリア中央部を南から北に流れてカラ海へ注ぐ、全長約5539kmの世界有数の大河です。
イエニセイ川(英: Yenisei River、ロシア語: Енисей)は、ロシア・シベリアを南北に縦断する大河です。モンゴルとの国境近くにあるバイカル山脈付近に源を発し、シベリア高原を北上してカラ海(北極海)へ注ぎます。全長は約5539kmで、流域面積は約258万km²と広大です。
イエニセイ川はシベリアを東西に分ける地理的な境界線とも見なされています。川の西側には西シベリア低地が広がり、東側にはシベリア台地(中央シベリア高原)が続きます。流域の大部分は亜寒帯性気候で、タイガ(針葉樹林)に覆われています。
この川の特徴は次のとおりです。
- 水量が豊富で、アジアを流れる河川の中でも最大級
- 本流および支流には複数の大型水力発電ダム(クラスノヤルスク水力発電所など)が建設されている
- 春の融雪期には広大な氾濫原が水に浸かり、沿岸の生態系を支える
- 河口付近では大量の淡水が北極海に流れ込み、海洋環境にも影響を与える
冬季は厚い氷に覆われ、かつては交通路としても利用されてきました。現在も木材・石油などの物資輸送に重要な役割を果たしています。
使い方・例文
地理の授業や世界地誌の学習では、オビ川・レナ川とともにイエニセイ川がシベリアの三大河川として紹介されることが多くあります。
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