アンドルー・メロンとは?
あんどるーめろん
アンドルー・メロンとは、20世紀初頭のアメリカで財務長官を務めた銀行家・実業家(1855〜1937)で、メロン財閥の総帥としてアメリカ経済に大きな影響力を持ちました。
アンドルー・ウィリアム・メロン(Andrew William Mellon)は、1855年にペンシルベニア州ピッツバーグに生まれ、1937年に逝去したアメリカの銀行家・実業家・政治家です。父トーマス・メロンが設立したメロン銀行を引き継ぎ、石油・鉄鋼・アルミニウムなどの産業への投資を通じてメロン財閥を巨大な経済的勢力へと育て上げました。
特にアルコア(アルミニウム・カンパニー・オブ・アメリカ)への投資は有名で、メロンはアルコアが独占的地位を確立するうえで重要な役割を果たしました。当時のアメリカを代表する大富豪の一人として、J・P・モルガンやジョン・D・ロックフェラーと並び称されました。
1921年から1932年まで、ハーディング・クーリッジ・フーヴァーの3代にわたる共和党政権で財務長官を務めました。在任中は大幅な減税政策を推進し、所得税の最高税率を大幅に引き下げた「メロン・プラン」で知られています。1920年代の好景気(狂騒の20年代)を支えた政策として評価される一方で、1929年の大恐慌後は緊縮財政政策への批判も受けました。
美術愛好家としても知られ、膨大な美術コレクションを国家に寄贈してワシントンD.C.のナショナル・ギャラリー・オブ・アートの設立(1941年開館)に貢献したことも、メロンの重要な遺産の一つです。
使い方・例文
アメリカの経済史や大恐慌を解説する書籍では、財務長官として「メロン・プラン」を推進した人物としてアンドルー・メロンが言及されることがあります。
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