アンコールワットとは?
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アンコールワットとは、カンボジアに建つ12世紀のクメール王朝による巨大な石造寺院遺跡で、世界最大級の宗教建築物として知られています。
アンコールワット(Angkor Wat)は、カンボジア北部のシェムリアップ近郊に位置するヒンドゥー教(後に仏教)寺院の遺跡です。クメール王国のスールヤヴァルマン2世が12世紀前半に建設を命じたとされ、ヴィシュヌ神に捧げた国家寺院として築かれました。「アンコール」はサンスクリット語で「都市」、「ワット」はクメール語で「寺院」を意味します。
建築の規模と精巧さは圧倒的で、外壁に囲まれた敷地は東西約1.5キロメートル・南北約1.3キロメートルに及び、幅190メートルもの環濠に囲まれています。中央には高さ約65メートルの中央祠堂を頂く五基の塔が聳え、メール山(宇宙の中心にあるとされる神話の山)を象徴しています。回廊の内壁にはヒンドゥー神話や王の功績を描いた精緻なレリーフが延々と続き、その総延長は数百メートルに達します。
14世紀にタイのアユタヤ王朝の圧力でクメール王朝が衰退すると都は放棄され、ジャングルに覆われて「失われた都市」となりました。19世紀にフランスの探検家アンリ・ムオによって西洋に広く紹介され、以後カンボジアの国家的シンボルとなりました。現在はユネスコ世界遺産に登録されており、年間数百万人の観光客が訪れます。
使い方・例文
東南アジア旅行の定番スポットとして、また世界遺産や古代文明を学ぶ場面で頻繁に登場する遺跡です。
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