アルレッキーノとは?
あるれっきーの
アルレッキーノとは、16世紀イタリアのコメディア・デッラルテに登場するひし形模様の衣装をまとったずる賢い道化師のキャラクターです。
アルレッキーノ(Arlecchino)は、16世紀から17世紀にかけてイタリアで発展した即興喜劇「コメディア・デッラルテ(Commedia dell'arte)」の代表的な登場人物のひとつです。英語では「ハーレクイン(Harlequin)」として知られており、現代のサーカスや漫画の道化師のイメージにも大きな影響を与えた存在です。
アルレッキーノはベルガモ出身の召使いという設定で、ひし形のパッチワーク模様が施された色鮮やかなコスチュームと半分だけ覆う黒い仮面(バウタ仮面に近い形状)を身に着けています。性格は食欲旺盛でずる賢く、お金に目がない一方で、愛嬌があり観客の笑いを誘います。
コメディア・デッラルテにおけるアルレッキーノの役割には、以下のような特徴があります。
- ザンニ(召使い・道化師)というキャラクター類型に属する
- アクロバティックな身体表現と機知に富んだセリフで笑いをとる
- 主人や権力者を出し抜く機知を見せることで庶民の溜飲を下げる
- 「ラッツィ」と呼ばれるギャグや即興演技を得意とする
このキャラクターは後世のパントマイム、サーカス、さらにはピカソなどの近代芸術家の作品にも取り上げられ、西洋の道化師文化の象徴的な存在となっています。
使い方・例文
「今回の舞台はコメディア・デッラルテを題材にしており、アルレッキーノ役の俳優がひし形模様の衣装で縦横無尽に動き回り観客を沸かせた」という形で演劇の解説や評論に登場します。
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