アルトゥーロ・トスカニーニとは?
あるとぅーろとすかにーに
アルトゥーロ・トスカニーニは、20世紀前半を代表するイタリア出身の指揮者で、楽譜への忠実さと強烈な個性により「指揮者の神様」とも称された人物です。
アルトゥーロ・トスカニーニ(Arturo Toscanini、1867年〜1957年)は、イタリア・パルマ出身の指揮者です。チェリストとしてキャリアを始め、19歳のときにブラジル公演中に急遽指揮台に立ったエピソードは伝説として語り継がれています。
スカラ座(ミラノ)、メトロポリタン歌劇場(ニューヨーク)、ニューヨーク・フィルハーモニックなど世界最高の音楽機関を渡り歩き、1937年から1954年にはNBC交響楽団の首席指揮者として活躍しました。NBC交響楽団はトスカニーニのために特別に設立された楽団であり、ラジオ放送を通じてアメリカ市民にクラシック音楽を広める上で大きな役割を果たしました。
トスカニーニの特徴として以下が挙げられます。
- 楽譜に忠実でありながら圧倒的な推進力と活力をもたらす指揮スタイル
- 強烈なカリスマ性と練習での厳格さ
- ベートーヴェン・ヴェルディ・プッチーニなど幅広いレパートリー
- ファシズムに抵抗し、ナチス・ドイツや母国イタリアの政権への出演を拒否した信念
録音技術の黎明期に数多くの音源を残しており、現在もそのエネルギッシュな演奏は現役指揮者たちの参照点となっています。音楽的・人間的に巨大な足跡を残した20世紀最大の指揮者のひとりです。
使い方・例文
クラシック音楽の歴史や偉大な指揮者を語る場面で、「トスカニーニはNBC交響楽団を率いてアメリカにクラシック音楽を普及させた」という形で言及されます。
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