アリゲーターガーとは?
ありげーたーがー
アリゲーターガーとは、北米に生息する大型の淡水魚で、ワニのような長い口と鱗を持つ古代魚の特徴を残した希少な魚類です。
アリゲーターガー(学名:Atractosteus spatula)は、ガー目レピソステウス科に属する大型淡水魚で、北アメリカ大陸南東部のミシシッピ川流域や湾岸地帯に生息しています。その名の通り、ワニ(アリゲーター)に似た幅広く長い吻部(ふんぶ)を持つことが特徴です。
体長は通常1〜2m程度ですが、最大では約3mに達する記録もあり、北米最大の淡水魚の一つとされています。体表は菱形の硬い鱗(ガノイン鱗)で覆われており、これは約1億年前の白亜紀から基本形が変わっていないとされる古代的な特徴です。
生態的な特徴として以下が挙げられます。
- 空気呼吸が可能で、浮き袋を肺のように使うことができる
- 低酸素状態の水域でも生存できる高い適応力
- 主に魚類・カニ・水鳥などを捕食する肉食性
- 数十年以上生きることができる長寿の魚
日本では観賞魚として輸入・飼育されていましたが、大型化や環境への影響を懸念して、現在は飼育・販売・輸入が規制されています。生態系保全の観点から「特定外来生物」に関連した議論の対象にもなっています。
使い方・例文
かつて熱帯魚ショップでも扱われていたため、「飼いきれなくなって川に放流されたアリゲーターガーが発見された」というニュースで名前を知った人も多いでしょう。
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