アムフォラ醸造とは?
あむふぉら じょうぞう
アムフォラ醸造とは、古代から使われてきた素焼きの陶器(アムフォラ)を用いてワインや発酵飲料を醸造する伝統的な製法のことです。
アムフォラ醸造とは、古代ギリシャ・ローマ・ジョージア(グルジア)などで広く使われていた素焼きの陶製容器「アムフォラ(amphora)」を使用してワインなどを醸造・熟成させる製法です。近年はナチュラルワインや伝統的な醸造法への関心の高まりを背景に、世界各地のワイン生産者の間で再評価・復活が進んでいます。
アムフォラは古代から醸造容器として使われてきた歴史があります。特にジョージアでは「クヴェヴリ(Qvevri)」と呼ばれる同様の陶製容器が今も使われており、2013年にユネスコ無形文化遺産に登録されています。
アムフォラ醸造の主な特徴は以下のとおりです。
- 微量の酸素透過 — 素焼きの陶器は微細な気孔を持ち、わずかに酸素が透過するため、ゆっくりと酸化が進み複雑な風味が生まれる
- 温度安定性 — 地中に埋めて使う場合、一年を通じて温度が安定する
- 中立的な素材 — オーク樽のように木の風味をワインに移さないため、ブドウ本来の味わいが出やすい
- スキンコンタクト — 果皮ごと発酵させることでタンニンや色素が多く抽出される「オレンジワイン」との相性がよい
現代のアムフォラ醸造は、イタリア・スペイン・フランス・日本など世界各国の生産者が取り入れており、ナチュラルワインのムーブメントとともに注目を集めています。
使い方・例文
ナチュラルワインの専門店で「アムフォラ醸造のオレンジワインが入荷しました」とスタッフが紹介する場面や、ワイン雑誌がジョージアの伝統製法を特集する記事で登場します。
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