アブドゥルファッターフ・シーシーとは?
あぶどぅるふぁったーふしーしー
アブドゥルファッターフ・シーシーとは、エジプトの軍人・政治家で、2013年のクーデター後に実権を握り、2014年から大統領を務めている人物です。
アブドゥルファッターフ・シーシー(Abdel Fattah el-Sisi、1954年〜)は、エジプトの軍人・政治家です。エジプト軍参謀本部議長・国防大臣を経て、2013年に当時のムハンマド・モルシー大統領(イスラム同胞団出身)を軍事クーデターで排除し、実権を掌握しました。
2014年の大統領選挙で当選し、現在まで大統領職を継続しています。シーシー政権は経済開発(新行政首都の建設、インフラ整備など)を推進する一方で、イスラム同胞団の弾圧、言論・集会の自由の制限、反体制派の拘束など、権威主義的な統治で国際的な人権団体から批判を受けています。
対外政策ではアメリカやサウジアラビア、アラブ首長国連邦などとの関係を重視し、中東の安定化に向けた協力を進めています。エジプト経済は大規模な公共投資を行う一方で財政赤字や物価上昇という課題も抱えており、国内の評価は依然として二分されています。
シーシーは中東政治を考えるうえで重要な指導者の一人であり、「アラブの春」後のエジプトの政治的方向性を体現した人物といえます。
使い方・例文
アラブの春後の中東政治や、軍と民主主義の関係を論じる文脈で、シーシーとエジプトのクーデターはたびたび取り上げられます。
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